5/31 恵那山行に愛知の知人が興味を示してくれている。実現するかどうかわからないが、とても楽しみにしている。その知人とは、友人の友人で、噂には聞いているのですが、未だお会いした事のない方なのです。最近は、好きな山行の機会があまりないらしく、「行ってみたかった恵那山」を契機に、山で出会え、本当の山友達になれたらと思っています。山が好きなら、あとはフィーリングだけで、技量も体力も経験もさほど問題にならない。何時もの夜行日帰り(24時間以内)それこそ私に、眠くならない体力があるのでしょうか! a.m.10:45

5/30 6月17日(日)百名山の「恵那山2,191㍍」行きを計画している。昨年の豪雨で、黒井沢ルートがズタズタになっており「通行止」らしい。思い切って神坂峠ルートを選択しようと思っている。山の中の行程は、何ともないと思っているが、問題は往復の車の運転なのだ。 p.m.10:25

5/29 来月の第一週は、有志の会の35周年行事で、一泊の温泉へ。第二週は、同窓会があり富山へ行かなければならない。二週間も「山」に行かないなんて、今の私には考えられない。何とか時間をつくって、何処かのピークに立ちたいと思っている。また、母の事で、今後なお更、出掛けられなくなる事が予想されるので、時間を大切に使って、有意義な山行にしなければと思っている。 p.m.8:45

5/28 実のところ、母の事で、今日の山行は迷ったが、「良し」と判断して、手短な袴腰山行きにした。問題は、車が何処まで入れるかだったが、まともな登山口まで行く事が出来、林道歩きをしなくて済んだ。その事で、時間が出来、ススダケ取りのおじさん達とも話しが出来たし、また頂上では、新たな山友達が出来た。もう終わりに近いシャクナゲにもサービスをしてもらったし、今日のお天気といい何の文句もなかった。 p.m.5:00

5/27山の用品を整理した。最近はあまり利用しなくなったニッカズボン、20年以上着用した雪用のオーバージャケット、アルミのコッヘルなど、思い出多きものばかりであった。ゴミ箱の前まで行って、また持ち帰ったりしたが、ついに決断した。そうでないと、私の登山用品入れには入りきれないのである。最近の品物は、弱くなったのか、それとも私の利用頻度が多くなったからか分からないが、取り替え、乗換えが多くなって経済的にはきつくなっている。 p.m11:50

5/26 山の雪が解け、新緑に覆われるようになると、日本百名山の話題が多くなる。私は百名山に特別執着していないが、長いスタンスで、日本を代表する山に登ってみたいと思っている。未だ42座。富山から、だんだん遠い山が残っていくから、「山旅」の認識のもとに、家内との共通の課題にしたいと思っている。
 現在、二百名山12座、三百名山16座。直近の目標は、百名山50座。百、二百、三百名山合わせて100座。「とやま山歩き」は、118座中、あと2座。(池ノ山、大杉山)。「越中の百山」は、123座中、83座は、未だ遠い。 p.m.11:55

5/25 今年の山行が25回を数えた。私の山行は、ハードなものから、短く簡単なものまでいろいろだが、周りの人からは、呆れられている。9年が46回、10年が44回、11年が58回、12年が54回で、今年も週一回のペースの53回超を目指している。雨の日も雪の日も、そして時間のない時も出掛けなければ、とてもこんな回数にならない。しかし、近年は、体力の衰えの他に、家庭環境にも問題がある。病弱な母が、「もっと山に行け」と頑張っていてくれたら、記録ものびるのであるが! “山にはまっている”と言われる我家は、完全に山行を中心にスケジュールが、組まれている事だけは間違いない。 p.m.3:00

5/24 世の中には悩みが、それこそ「山」のようにある。辛い事、悲しい事、嫌な事などきりがない。喜びなど一瞬だから、常に悩んでいるようなものである。山登りは人生の縮図のようなものであり、重荷を背負って一時の「光」を求めて歩くが、その努力の代償がなく報われない事も多いのである。しかし、それに負けず、、コツコツ積み重ねれば、世の中と言うものは不思議なもので、いい事があるのである。それに気付くか気付かないかである。世の中は捨てたものではない!施しを求めるのではなく、施しをしてあげるようになれば、この世は変わる。
 私は、山に落ちているゴミを、なかなか拾い切れないが、絶対にすてないように、こぼさないようにしている。 a.m.11:10

5/23 アルバムが増え続けている。このところ、怠っていたアルバム整理を進めるにつれて、改めて保管場所に頭を痛めている。物置の奥に、しまい込んでは意味が無く、何時でも、出し入れ出来る所に置きたいから大変なのだ。アルバムは、写真を貼ってあるだけでなく、山行記録やその思いが綴ってある、私そのものなのである。出掛けると、必ず撮るよう心掛けている。例え同じ「山」であろうと、毎週であろうと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。同じ写真は一枚も無いし、明日より今日の方が、来年より今年の方が若いし元気だから・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
 過日、同じスキー場に、毎週のように出掛けていた時の写真に、日付も無く同じウエアー姿では、整理に戸惑った事があった。何でも早めがいい。そしてポケットアルバムに何のメモもないのは一寸寂しい! a.m.11:50

5/22 昨日の「大日ガ岳」行きで、始めて防虫ネットを使用してみた。ブヨ(ブユ)に悩まされていた女性登山者からは、「どこに売っているの?」「これはいいや!」「今度うちも!」などと大いに声を掛けられた。異様な姿に見えたかもしれないが、そんなに暑くはないし、それよりも「虫」に悪戦苦闘している人からみれば、天国そのものでした。顔もいいが、肌の敏感な人は、夏でも長袖スタイルがいいでしょう!二日連続の他県への山行は、車の運転に一寸疲れた感じで、昨夜は、冷たいビールの影響もあったかもしれないが、PCの前で居眠りをしてしまった。 a.m.10:30

5/21 飽きもせず、今日は、家内(山ノ神)と、相棒の中山君の三人で、岐阜県ひるがの高原から、大日ガ岳1709㍍に行ってきました。上部に少し残雪があったものの、「富山の山」と比べたら、とても歩き易い山でした。白山が、北方向に悠然と白い姿を、見せていたのが印象的でした。その展望台的様相も有るのでしょうが、でも、やはり日本二百名山という事で、平日のもかかわらず、20人近くの登山者に出会いました。二日続きの山行に、流石の「山ノ神」もダウン寸前でしたが、「辛い」の一言を発すればいいものを、次の山行に、響くと思ってか、最後は「忍」の一字を、心に言い続けて、下っていたように感じられた。 p.m.7:20

5/20 片貝川南又谷(大猫山、猫又山)に入りたかったのですが、先週の通行止めの標識と施錠が頭を過ぎり、また、予定より起床が遅くなってしまい諦めた。「山ノ神」は、魚津の友人と金剛堂山へ行く事になっていたし、かねてから気になっていた岐阜県の「川上岳 かおれだけ」に、一寸遠かったのですが、思い切って行ってきました。山中の狭い道、一番奥まで喘ぎ喘ぎ車を入れた事もあって、その時点で「三分の二」ほど、山に登ってしまったようなものだった。1626㍍の高さなのに、ひとかけらの雪もなかった。かたや、金剛堂山1650㍍は、登山道に未だ残雪がたっぷりあったようです。  因みに川上岳は、「日本三百名山」 金剛堂山は、「日本二百名山」に名を連ねています。 p.m.8:10

5/19 近年、トレッキングブーツのソールが、はがれるという事故が発生しているそうだ。最近10年間で、約1000足のトラブルが報告されていているという。(この期間の総販売数は85万足)ソールのはがれは、場合によっては登山者の生死にかかわる問題だ。ソールが、はがれる原因は、93年に問題になった、スキーや登山用のプラスチックブーツの破損と同じ、ポリウレタンの加水分解にあるという。
 ポリウレタンは、耐摩耗性、衝撃緩衝性にすぐれており、90年頃から一部のトレッキングブーツにミッドソールの素材として使われているが、そのポリウレタンが劣化することで、ソールがはがれるのだ。製造から5年、保管の状況によってはそれ以下の期間で劣化が始まり、破損する事があるという。それら多くのシューズの製造元であるヨーロッパでは、そのようなトラブルは報告されておらず、また、トラブルは、使用頻度の高い人よりも、1年に、数回しか数回しか、使わないような人に多いことから、おもに保管時の湿気の高さが、原因と考えられているらしい。
 そこで、使用後の手入れと、風通しのよい場所での保管、定期的な陰干しの推奨、登山前のチェックや、万が一破損した場合の応急処置として、ソールを本体に仮止めするための細引きやテーピングテープの携行することが望ましい!「山と渓谷5月号」 p.m.9:30

5/18 今日の高岡は31.8℃と暑い日が続きます。しばらく、雨の予報もなく山行日和が続きそうです。「山と渓谷」をはじめ山岳雑誌を読んでいると、「従業員、アルバイト募集」の広告が目に付き、思わずもう少し若かったら、山で生活したいと思ってしまった。・・・・・・・・テント山行、テント生活の料理法、高山の花を求めての山行、気持ちの良い沢登りなど話題は尽きない。
明日も明後日も山は賑わうだろう! p.m.8:10

5/17 雪解けが進んだ事もあり、山行報告のメールが多くなってきた。大辻山が一番多く、中山、医王山が続く。牛岳、負釣山もある。これからは、五箇山方面の人形山、金剛堂山などや、大山町の鍬崎山へ、出掛ける人も増えるだろう。また、百名山を狙っている人も行動開始だ。高い低いや遠い近いに関係なく、その山その山に、特徴があり、喜びを感じるのは、私だけではあるまい。
 それにしても、猫又山、大猫山への林道、片貝川南又谷の状況が気になって仕方がない。20日、21日の休日は、果たして山行三昧になるのだろうか? p.m.6:00

5/16 最近は、私のHPを見て、あるいは知人を介して、メールを下さる方が増えてきた。簡単に情報交換が出来、こんなに便利で、楽しいものはない。でもPCを使い始める前は、月に3~5通ぐらいの手紙や葉書を、友人知人に出していたが、今は御無沙汰になってしまった。私ぐらいの年齢だと、PCを使い始めるのに勇気がいるし、また、かたくなに拒否続ける人もいる。デジタル、アナログなどの、言葉の遊びは、もはやどうでもいい。山の話をしたい。人生を語りたい。
 「私は、好きな事をするために、働いている!」「何事も一生懸命し、休日は山に行く!」 p.m.11:20

5/15 昨夜は床についてから、少し暑かったせいもあろうが、疲れがでたのか、かなり寝返りをうち、悶えていたように家人には思えたらしい。一夜明けた今朝は、心地よい痛みと、鏡の中の真っ黒な顔に、頗る満足感が伺われる。今や一年中黒い顔をしていて、本当の美形を知る人もいなくなったのでは! 昨日は、日焼け止めクリームを塗布しなかったから、赤みも加わって異常に思えるらしい・・・・・・・・・・・。 a.m.10:55

5/14 久しぶりに毛勝山に登った。最近は、結構、毛勝に登る人が多いらしい。いろいろな山に登っていたら、毛勝だけが残ったとか、日本二百名山の一角に入っているからなどの理由もある。また、スキーヤーにも人気がある。でもボーサマ谷の上部は、かなり度胸がないと登れない程の急登だ。月曜日の今日は、じゅっくり登ってきた、千葉県の60代後半の夫婦と白馬のスキー野郎だけだった。三ノ又ではデブリにやられた、カモシカ2頭の死骸を見てしまった。それ程毛勝の雪渓は凄いのです!
 この頃、紀行文が少ないとT先輩に言われてしまった。自分でも気にしていたところだから辛い!お酒の量を減らそう! p.m.10:40

5/13  山への携行品は何か?と尋ねられる事がある。雨具、食料の他に、私は、「雪の山」や「あまり精通していない山」には、2万5千分のⅠの地形図とコンパス、あまり頼りのならないが高度計、笛、鈴、時には目印になる布切れを必需品として、ザックの片隅に入れている。
 話は変わるが、私は日頃から、山歩きは、冒険とままごとを合わせたような遊び。また時には、心や身体を鍛える修行のようなものであると考えている。・・可笑しいかな!・・・・
 この山歩きの世界に、JPSが入ってきた。衛星からの電波を受信して、現在地を瞬時に表示。目的地を選択すると目的地への進行方向、コースのずれ、現在の移動速度、平均、最高移動速度、目的地までの予想所要時間等など、盛りだくさんのナビゲーション情報がボタンを押すだけで次々に表示されるそうです。高山植物の群生を見つけたら、ボタンひと押しで位置を登録、何時でも、その場所に戻る事が出来るそうです。帰路は、トラックバック機能で、来た道を引き返す道順を表示出来るので安心とか!米国国防省が、強制精度劣化を解除したので、GPS測位精度も5~15㍍に飛躍向上したそうです。
大きさは、最新型の携帯電話とほぼ同じサイズ、厚み1.5倍程度、重さ150㌘の超軽量で生活防水対応。価格は、16,800円~34,800円。
でも、私は未だ持っていない。  a.m.10:30

5/12 私の大切なネット友達のNさん、Sさん親子から、大辻山登頂のメールが届いた。残雪の多さや称名峡谷などの絶景の様子と、帰路で、北尾根コースに誤って入った事の怖さや、三度目の挑戦での感激が何故か新鮮に伝わってきた。何時までの仲良く“山歩き”を続けて欲しいものだ!「今度は何処の山に!」と尋ねられるのも楽しい限りです。 p.m11:55

5/11 都会に住むようになった、知人の知人からメールが届いた。以前と比べて、環境が一変し、なかなか山行までの雰囲気になれないとの事だった。都会からは、北アルプスに大勢の方々がやってくるし、有名な登山専門店が幾つもあり、否応なし気運が高まるように思うのは私だけの思いか!私は、休日が待ち遠しくて仕方がない。次行く山は何処にと! p.m.9:10

5/10 山と渓谷社から、定期購読継続の案内が届いた。もう一年経ったのかと、月日の経過の速さに嘆いている。「山と渓谷」を、毎月書店に出掛けて購入していた頃に比べて、発売元から直接送られて来る方が、ガツガツ、また隅から隅まで、読まなくなったような気がする。「貧すれば鈍する。」と言う言葉もあるが、実際苦しい、辛い時の方が、いろいろの事が身についたし、勉強出来たように、思えるのは私だけだろうか! p.m.2:30

5/9 富山の「まっちゃん」からの情報として、千石城山直下まで、林道工事が進んでいると知らされ、がっかりしている。(山の情報参照されたし)近年山登りする度に、林道に考えさせられている。乱開発と私は思っているのですが、皆様方は如何お思いでしょうか?
  治山治水の事もあるのでしょうが、道、杉ばかり脳裏に浮かびます。斜面の崩壊、崩落そして、ブナを始めとする、甚だしい樹木の伐採は寂しい限りです。
 道があれば、私も車を入れるのですが、施錠されたゲートから、長い長い林道歩きは、雪がなくても雪があっても辛いものです。 p.m.4:00

5/8 昨日の雨飾山での滑落や、緊張感で疲れがどっと出たのか、流石の今朝は、「今日は行くかい?」の問い掛けに、山ノ神からは、「今日はいいよ!」の返事が返ってきた。弱音を吐かないが、左足の様子が可笑しいらしい。
 そのうち雨が降り出してきた。牛岳を始め近くへの山行を予定していたのですが、何故か今日の私も、出発時から雨具を着込む気にはならない。“山の事の整理”をしながら、空の状況を見極め対処したいと思っています。 a.m.7:30

午前11時。雨が小降りになったので、牛岳に向かった。「馬鹿だな~。」と思いながら、何処か歩かなくちゃいられない。七合目から八合目の間、崩れ落ちそうな雪のためとても危険!でも来週になると、平生の夏道になるだろう。 p.m.5:10

5/7 一寸出遅れたのと、除雪中のための林道歩きが重なった「雨飾山行き」は、大幅に予定が狂ってしまった。その上、登山道は、未だ殆ど雪に覆われ家内にとっては辛いものになってしまった。急斜面の登高は、ピッケル、アイゼン用いても、不安を払拭するには至らず、1500㍍で、涙をのんだ。おまけに、二人とも短い距離ながらの滑落で、リタイヤも納得と言ったところか! p.m.11:50

5/6 日中は、暑いくらいのいい天気だった。明日の山行は、悪い方に急変しない限り、妥協の産物みたいになったが、「雨飾山」になった。一昨年の11月末に山頂直下で凍った雪の為に、四苦八苦した家内だが、さて、残雪の雨飾山は如何に!
 「元ちゃんの山歩き」が Yahoo!に復活した。「富山の山」などの個別の山々でもOK! p.m.5:40

5/5 ある有志の会から今戻ったところ。ほろ酔い気分である。今日は、また楽しい話題がある。とても山には縁が無いと思っていた、“若い”福田君が医王山に行ってきた。そして、鳶岩に登ったと言う。その奮戦記が真新しい彼のHP(http://homepage2.nifty.com/gaichiF/)に載っている。最近マラソンも始めたらしい。「ダヤイのがいい!」と彼から言われてしまった。 p.m.11:55

5/4 ゴールデンウィーク後半は、必ずしも良くないお天気のスタートとなった。我家では、7日、8日の山行計画でもめている。難度の高い山は、自分が行けないと「山ノ神」が渋っている。強行突破すると、一週間ほど口を利いてもらえなく、生活に支障が出る。弱ったものだ!! 5月に行きたい山「毛勝山」「大猫山」 a.m.11:50

5/3 5月になると毛勝三山(毛勝山、釜谷山、猫又山)や東芦見尾根のピーク(大猫山、鬼場倉ノ頭)そして、僧ヶ岳の奥の駒ヶ岳、滝倉山が気になる。天候、家の所用などの条件をクリヤーしても、あちらもこちらもと言うわけにはいかない。欲張りな私は、もっともっと時間が欲しい。許せるものなら“首輪”を外して欲しい! a.m.9:20

5/2 4月末に初雪山に登られた三郎さんにお会いした。私の大好きな「初雪山」の話だけに食入るように聞いた。ピッケル、アイゼンはもとより、藪漕ぎなるものの初体験に、感動を得られたようだ。標高100㍍余から1600㍍の高度差は、上り下りの正味10時間を要したとかで、60歳代半ばの三郎さんは、益々お元気で私を負かしてしまう勢いに感じられた! p.m.11:20

5/1 やまはヤマでも今日は、高岡の「御車山祭」。ルーツは、豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇をお迎えした時に使用された御所車。その御所車を前田利家が拝領して二代目藩主前田利長に伝え、慶長十四年(1609年)、利長が高岡城築城の際、大町七町の高岡町民に与えたものです。それが後に、金工、彫刻、漆器、染色織物など、高岡独自の工芸技術の粋が駆使された鉾山車に改装され、高岡関野神社の祭礼に神興とともに曳きまわされたのが、御車山行事の始まりと言われております。加賀百万石のもう一つの城下町、高岡の町衆の心意気がこめられた日本屈指の御車山・・・・・・その絢欄、精緻な意匠、形態は、全国に先がけて国の重要有形民族文化財(1960年)に、また祭礼行事が重要無形民族文化財(1979年)に指定され、今日、高岡市民の永遠の誇りとして、大切に未来に継ぎ伝えられようとしています。「北日本新聞より抜粋」 p.m.1:50