6/30 東京から、娘とヒメ(孫)がやって来た。海の日の連休前までというから、2週間余の滞在である。日頃の二人暮らしから、2倍になるのであるから、いっぺんに賑やかになる。2歳1ヶ月のヒメ(孫)に、翻弄されるのが落ちであろうが、また違った楽しみというものであろう。

 今までは、「休日は、何があっても山へ・・」 のスタイルを変えなかったが、今年は、少々崩れ気味で過渡期を迎えている感じである。7/4~7/5の連休も、早々にキャンプ中止を打ち出している。こうして、山は、だんだんと逃げて行くのであろう。「膝が痛いから、無理せず、孫と一緒に・・」 などは、典型的なライフスタイルの崩壊に繋がるような気がする。



6/29 カーナビがやって来た。新しい山へ行く時に、主要都市や最寄りのICから、結構もたついている。事前調査をしているのであるが、行ったり来たりを繰り返している事が多い。「それが楽しいのでは・・」 と、「山ノ神」 に言われているのであるが、テレビショッピングを見ていて、思わず飛び付いてしまったのである。

 私が買うのであるから、そんなビックリするものでなく、私が現在使っているスノーシューくらいの価格である。それでも、7インチのディスプレーだし、地デジ対応だし、音楽も聴けるのであるから、たまげてしまう。現在故障して、使用していないCDプレイヤーを、修理してもらうより安いのであるから・・・・

 機械・電気に詳しくない私であるが、ナビとテレビは何とか思い通りになった。しかし、音楽がダメである。マイクロSDに好きな曲を入れなければならないから、「う~ん どうしよう。」 となる。CDやDVDに、コピーするのと仕法が一緒なら問題ないのか? その曲の入手の方が難なのかもしれないね。

 パソコンに始まり、携帯・デジカメ・GPS、今度はカーナビである。次から次へと費用も掛かるし頭もいる。ここで諦めると、何もかも着いていけなくなる。私の歳では、意外と健闘していると思うがどうであろう。



6/28 友人Mi君からGPSの購入を頼まれ、それを「北ちゃん」に託していた。昨日の小佐波御前山で会った際、北ちゃんから、そのGPSもらい、今日Mi君に渡し一応責任を全うした。Mi君の狙いは、私と同じような物を購入して、分からない時に尋ねるというものである。

 私は、それが分かっていたから、「GPSはPCが使えないと効力が薄い。」 「自分で買った方が良い。」 などと、先延ばしをしたり、拒否に近い反応をしていた。私自身、よく理解をしていないし、教える事が出来ないからなのであるが、Mi君は、そんな事には無頓着でマイペースなのである。

 頭が良く、マイペース (ちょっとわがまま) の人だから、こっちが参ってしまうのである。メールもダメな人とくれば、電話攻勢を覚悟しなければならない。縁があったのだから仕方がないが、この際、もうちょっと勉強してみようかと思ったりもしている。

 

6/27 小佐波御前山と、「北ちゃんと田村氏」で、甘えが出たのであろうか、イヤイヤ毎度の事で、出発が遅れれば、ラッシュの時間帯に重なり大幅な遅刻となった。それでも、二人にイヤな顔を一つせずして、出迎えてもらい舟倉(船峅)用水経由となった。

 ちょっとは風があっても、梅雨時期特有の蒸し暑さの中を歩くのであるから、用水のグレーチング上を通る度に、吹き上げる冷気に気持ちが良かった。でも、神通川の流れを見通せなくなった頃からは、また、汗が滴り落ちるようになった。

 息が上がりペースが上がらない我々二人を、何度も辛抱強く待ってもらった 「北ちゃんと田村氏」 に感謝である。時には、ヨシナ(カタハ)を採って、時間調整までしてもらったのであるから・・・・

 開通記念碑のある山頂は、風があって気持ちが良かったが、やっぱり寛ぐために小佐波御前小屋でお世話になった。例によって、たくさん食べて、たくさん話をした。そして、「好山病・・夏山キャンプ」 にまで及んだ。

 2時間半後、外に出たら、富山の街が雲海で見えなくなっていた。朝方の車窓から、山がはっきり、しかも近くに見えていたから、「その内、雨が落ちるよ!」 と言っていたが、この時点まで降らなかった。

 下山路は、御前山を経由するメーンルートを選び、面白い話や楽しい話を沢山して降りた。そして、猿倉山のてっぺんを通らず、展望レストランに達した頃から傘を差した。「また、小佐波御前山か・・」 であったが、8時間程の時間 (家からの時間を入れれば10時間) を掛けただけに、自分の心を癒すには充分過ぎるくらいであった。



6/26 もう強く降る事もないだろうが、予報は曇りがちである。どの山にしようかと悩むより、明日は、北ちゃんと田村氏の企画に便乗する事になった。北ちゃんとは、5/9の大倉山以来であるが、田村氏とは、3/7の白鳥山以来かもしれない。というものの、今月上旬には、懇親会で顔を合わせている事もあり、あまり久し振り感はない。

 お馴染みの低山であっても、彼らと行く時は、オーソドックスなルートになる事はなかろうが、早めの下山となれば、久し振りに山用品店で、ゆっくり時間を掛けたいと思っている。



6/25 T君からのメールを原文のまま、「橋ちゃん」 と 「ねぎちゃん」 に送ってみた。二人とも、「へ~っ」 という感じで、「よく覚えていたもんだね。」 とか、「笠へ行きたくなるね。」 のコメントをもらった。

 そして、2年前の僅かな時間であったけれど、懐かしく想い出してくれたに違いない。3年前の常念岳で、擦れ違い様に知り合った岡山の杉原女史も、そうであるように、我々の共通の想い出であるから、話が弾むような気がする。

 忘れっぽくなったとはいえ、嬉しい事や楽しかった事は、そうそう忘れるものではない。そして、それが財産というものかもしれない。1回目は、蝶ヶ岳~常念岳。2回目は、鹿島槍ヶ岳。3回目は、蓮華温泉から朝日岳。そして、今年は、4回目になるから、もう恒例と言ってもよいであろう。「何処に行く?」 と考えるのも楽しみの一つである。



6/24 今夜、思いも寄らぬ嬉しいメールが飛び込んで来た。2年前の8月に、「橋ちゃん」と「ねぎちゃん」との3人で鹿島槍ヶ岳へ出掛けた折り、冷池キャンプ場で、知り合った埼玉のT君からである。

 テント前で、明日のお天気を心配しながら、黄昏の宴に浸っていたのですが、ちょっと離れた所に独りで食事をしていたT君を、無理矢理我々のテーブルに連れ込んでしまったのであった。

 好青年のT君は、確か唐松岳辺りまで縦走するような計画ではなかったかと記憶しているが、余りある食材を担いでいた我々は、その足しになればと、翌朝に渡す心づもりをしていたのであるが、雲海と日の出の絶景に現を抜かしてしまい、それを果たす事が出来なく、ちょっとばかり悔いてしまった経緯がある

 その出会で、アドレスかHPの紹介をしたのであろうが、(私達はT君のアドレスを尋ねなかったように思う。) よく覚えていてくれたものである。そのT君は、未だ20代半ばの青年であるが、山ガイドやスキーのインストラクターを目指したいので、サラリーマンを止めて、今夏から笠ヶ岳山荘に従事しているという知らせも記してあった。そして、フイルムカメラをもっと勉強して、「ねぎちゃん」のようになりたいとも付け加えてあった。

 そんな事を知ってしまうと、何だか、また笠ヶ岳に行ってみたくなるのであるが、泊まらないと、ゆっくり話せない。そして、スケジュール的には難しい面もあるが、山での楽しみが、また一つ増えたような気がし、嬉しくなって来た。

 

6/23 最近、周りの人達から、腰・膝の痛みを訴える話をよく聞く。「そんな歳になったのかな~。」 と感慨深くなる。身体の弱りを自覚しつつも、周囲から「歳だね。」 と言われたくないものだ。それは幾つになってもであろう。ならば鍛錬しなくてはならないのであるが、痛めてしまうと、それが出来なくなり、加速度的に衰えていくような気がする。

 私は、例の二日酔いから体調が芳しくない。それでも歩けるから幸せだと思っているが、それ自体が良い事か悪い事かは分からない。最近身体がだるい。背中の張りも感じる。そして、朝のトレーニングを、二日間もサボってしまった。

 気力が付いていかないという事である。そうなると、恒例の夏山キャンプに、重荷を担いで、皆に付いていけるのだろうかと心配になって来る。「そろそろ・・・」 と引導を渡されるには、まだ早過ぎる。そんな抵抗感を漂わせながら、気力・体力のバージョンアップをしなければいけないのかもしれない。



6/22 25年以上経つお店のエアコン(動力=冷房専用)が動かなくなった。昨年は、台所のエアコンを取り替えたし、次から次へと不都合が出て来る。「何とかならないかと、新しい物を購入するにしても、どのような物にしたらいいのか、相談に乗って欲しい。」 と、友人の電気工事屋さんに頼んでみた。

 お店だけに、ある程度の出費は覚悟しなければならないと、腹をくくっていたところに、電気工事屋さんがやって来て、「え~っ」 と屋外機を足で蹴った。結果的には、後は何もしないで、エアコンが動き出した。本来なら、出張費なるものを、出さなければならないのであるが、コーヒー一杯で勘弁願った。「あの一蹴り」 で直ったのであるが、果たして、明日も動いてくれるのだろうか、ちょっと心配である。



6/21 今度の新潟・山の旅も、決して贅沢なものではなかった。他の人から見れば、ケチケチ山行に映る事であろう。でも、生活環境は、その人その人で違うが、私(達)にすれば、行ける事自体が贅沢だと思うようにしている。

 19日は、1000円高速最終で、無理矢理恩恵を受ける事にした。それを含めて今回使った高速料金は5150円であった。本来なら帰路の高速を、なるべく避けて下道を走るのであったが、他の贅沢はカットしても、「早く帰って、ビールが飲みたい。」 を優先したのであった。

 それでも、乗り口は、聖籠・新発田のところを、新潟・亀田まで我慢し、降り口は、小杉のところを魚津にしている。700キロ余走ったガソリン代は、7000円程、出発前に買い込んだ食料には、それ程のものでなく、途中でも、コーヒーやアイスクリームを買ったが、贅沢でない範囲内かと思う。

 正規のキャンプ場は、無料だったし、管理人さんに教えてもらって、買いに行った冷たいビール代が1000円(3050ml) 当初チェックしていたコンビニには、片道20キロも戻らなければならなかったが、5キロで済んだのでとても助かった。やっぱり、いろいろな方と話さなければならないもんだね。

 高速料金は複雑で分かりにくく、何時かは正規のところに問い合わせてみたいと思っていたのですが、今回は、時間的にも間に合ったので、サービスエリアのインフォメーションで尋ねてみた。

 一つは、通勤時間帯割引で、100キロを超えたらどうなるかという事であった。ちょっとでも超えたら、割引が利かないのかという問いに、「100キロ相当分を5割引」。 100キロまでは、5割引で、超過分は通常料金になるとの事であった。

 二つ目は、通勤時間帯割引(6時~9時、17時から20時)と、深夜割引(0時~4時)がある中で、平日昼間割引(6時~20時 但し100キロ)の兼ね合いを尋ねてみた。私の利用した時間帯で、全行程3割引の待遇を受けるには、20時を過ぎて、高速を降りないとダメのようであった。もちろん、0時を過ぎれば5割引であるが、それまでは待てなかった。



6/20 「午前4時起き、5時発はならず。」 とも燕三条ICには、30分遅れで乗る事が出来た。聖籠新発田ICから、新発田市内に入って、カーナビなし、古い地図の私達は、何度となく、同じところをグルグルしてしまった。月曜日なのに、二王子岳が二百名山だからであろうか、かなりの車が押し寄せていた。

 二王子岳も標高差が1100m位で(標高1420mで登山口が300m)、あまり視界の利かない山であった。でも、稜線に出てからは、飯豊連峰が屏風のように見えて感じが良かった。お花は、シラネアオイが結構咲いていたが、その他のお花はまだのようであった。

 今日も暑かった。そして、疲れた。このような山行は、限界に来ているように思うが、「山ノ神」は、まだまだと言う。でも、テントを担いで、長い縦走路を歩けるだろうか? 今夏は心配である。



6/19 直前の情報通り、粟ヶ岳メーンルートの砥沢峰(粟ヶ岳ヒュッテ)から上部に、ヒメサユリが咲き誇っていた。ササユリが大好きな「山ノ神」にしてみれば、そのために登って来たのであった。

 粟ヶ岳の標高は1293mで、駐車場の標高が200mに満たないから、標高差が約1100mである。コースタイムが4時間程であるから、「山ノ神」の射程距離圏内なのであったが、何せ咳き込んでいる体調であったし、暑い日差しが照り付け、歩きは必ずしも快調ではなかった。

 それでも、「ヒメサユリを見たい執念。」 とでも言えばよいのか、「途中で止める。」 などの言葉を発しなかった。ちょっと、残念であったのは、ちょうど山頂で飲み頃になるよう冷凍したビールを車の中に忘れて来てしまった事であった。日頃日帰り山行で、飲まないようにしているため、そのような事に対しては緩慢になっていたようである。

 下山して、テン場を確認後、何が何でも、ビールを買いに行く事にしていた。それが20キロも離れていてもである。ちょっと分かりにくかったが、小さな店の前に自動販売機がある事を教えて頂き、早めによい気分になる事が出来た。そして、今朝は午前3時発だっただけに、ぐっすりと休む事が出来た。



6/18 明日は、お天気のようである。それを信じたい。そして、「山ノ神」の大好きな、ヒメサユリを見に行く事になる。遅いかと思っていたけれど、ちょうど良い頃か、まだ、これからだという情報を得た。

 そのヒメサユリだけを見に行くのではなく、山頂にも立ちたいのであるが、前回の金剛堂山の事を思うと、果たして大丈夫なのかと思ってしまう。片道4時間くらいなのであるが、我慢して登ってくれるのであろうか、それとも、またまた、「あんただけ・・」となるのであろうか、ちょっと不安である。

 でも、ずっと、登り続けたいのであるから、決して無理をしないつもりである。ダメな時はダメでよいし、2座に登れなくてもその時は、その時である。どちらにしても、楽しい想い出になる山歩きになって欲しいと思っている。そして、明日は、また早い出発になる。



6/17 19・20日の連休は、新潟の山旅と決めたものの、「山ノ神」の咳き込む様子を見ていると、本当に出掛けて良いのかと思ってしまう。そして、晴れマークは着いているものの、北陸だけで、岐阜・長野の線まで雨の予想である。この分だと、下界は、晴れても、山はすっきりしないか可能性がある。

 また、このところ、テレビで知らされる東北大震災の余震の回数が、多くなっていると思うのは、私だけでなのであろうか? 新潟の中越・下越だって怪しいものである。でも、最後は、「天災は何処にいてもやって来る。」 と思うしかないようである。



6/16 「あんただけ行ってもいいよ。」 と「山ノ神」が言ってくれたのですが、結果的に淑女達からのお誘いを断る事にした。ちょっぴり頼りにしてもらったり、久し振りのお誘いであっただけに、心が揺らいだのでしたが、我が家の平和を選択した次第です。

 そして、新潟の旅となるのですが、日帰りになるか泊になるかは、天候と体調を考慮しながらの判断となります。今は、「粟ヶ岳」 と 「二王子岳」が、候補に挙がっているのですが、終わったかもしれませんが、ヒメサユリの「粟ヶ岳」がメーンになります。 また、昨年、飯豊連峰の新潟側からの入口である「えぶり差岳」を企画した事があったのですが、出来れば「二王子岳」から眺められればと思っています。

 お天気が崩れたり、「山ノ神」の体調が悪ければ、キャンプをせずに戻る事になり、往復1000円高速になるし、両条件が揃えば、新発田の先の「二王子岳」に登る事が出来るので、どちらでも良いと思っています。

 

6/15 テント泊に誘われた。行ってみたいが、今の体力では、「山ノ神」の分まで担ぐ事が出来ないし、フォローする技量がない。その「山ノ神」の体調も万全ではなく、まだ咳き込んでいる。医者にも行かず、冷たいビールを飲んでいるから、治りも遅いような気がする。

 当初は、小梨平(上高地)でキャンプをし、上高地側からの焼岳や、「山ノ神」が行った事のない涸沢にでもと思ったりしていた。それが、ついつい、蝶ヶ岳も候補にあげてしまったから、話が可笑しくなって来た。また、走らなければならないようになり、喧嘩する事になるからである。「お天気さえ良ければ、上高地だけでもいいものだ。」 と言っているくせに・・・・ となる。

 ならば、山中でキャンプをしない(担がなくてもよい) 新潟への山旅を提案すると、「山ノ神」が大乗り気になった。「片道1000円高速が利用出来る。」「大好きなヒメサユリに、まだ間に合うかもしれない。」 「重荷を避けられる。」 など、お天気の心配を除けば、好条件が揃うからである。

 そこへ、健脚者からのお誘いを受けたのである。「雪上のキャンプになるし・・」 「私だけが行くとなると、後々まで、尾を引きそうになるし・・・」 と悩んでしまう。今回は、「山ノ神」に、恩を売っておいた方がいいのではと思うし、もう一日考える時間をもらった。



6/14 昨夜の飲み語りの会では、またまた喋り過ぎてしまったようである。でも、お酒は控え目にゆっくり飲む事に心掛けた。飲んではいけないハズの「山ノ神」は、飲んではいたが、かなり自粛していたと思える。

 月曜の夜に催してもらえるくらいに、池田氏には本当に大事にしてもらっている。もう今回は、私にとって3回目になる。顔馴染みの4人に、初めてお会いしたD夫妻があった。お酒の飲まない「花じい」も参加してくれた。全部で11名であった。

 共通項が、「山」であるから実に楽しい。イヤな事さえ口にしなければ、和やかな宴が続くものである。「機会があれば、また誘って頂きたい。」 そんな気持ちで、今朝、我が家に戻った。



6/13 「夜に飲み語りの会があり、遅くとも午後3時まで家に戻りたい。」 という希望があり、一人なら大猫山へ、二人なら八尾からの金剛堂山か小白木峰などを考えていた。起きて来た「山ノ神」は凄い咳をし、身体も少々熱かった。それでも、「山に行く。」 と言う。

 「牛岳に落とすか?」 と提案すると、「慣れている栃谷からの金剛堂山なら何とかなる。」 と返す。「夜のイベントへの参加も、その後の状態を考慮して決めれば良い。」 と言うのであるから困った人である。身体を休めていれば良いのに・・・・

 家から登山口までの往復と準備・片付けに3時間。山中に6時間があるのだから行けないわけでもない。「山ノ神」の荷は形だけの物にし、ゆっくり歩く事にした。それでも、1キロ地点まで40分くらいで登ったのであるから、まずまずであった。ところが、次の2キロ地点までは、20~30歩毎に、いや、20~30秒毎に、ハーハー言って止まるのであるから、どの地点で引導を渡すかの判断だけになっていた。

 しかし、2時間も掛かった2キロ地点で、「山ノ神」の方から、リタイヤの宣言をした。そして、「私だけに、山頂まで行って来い。」 と言ったのである。山頂まで1時間、降りは1時間半、山頂の休憩30分を入れても、午後1時までに登山口に戻る事が出来るだろうとまで言うのであるから、飲料水と傘、そして、クマよけの鈴を渡して、一人で山頂に向かった。

 途中、ススダケが目に入り、ちょっとヤブの中に入ったが、唯々歩き続け、展望のない山頂には、午前11時前に到着した。ターンして、すぐに戻っても良かったが、せっかく来たのであるから、湯を沸かして、カップ麺を食べ、ちょっとばかりゆっくりする事にした。記録写真として2枚の写真も撮った。

 降りは、時計を見ながら、転ばないように気を付けた。そして、ピッタリの1時間半を要し、午後0時55分に栃谷登山口に着いた。コーヒーを沸かし一息付いて、「山ノ神」の顔をみれば、何となく精彩がないように受け取れたが、「山ノ神」は、良い方に向かっていると言うのであるから分からない。

 何もかもの用事を済ませ、午後5時半頃、「飲み語りの会」に出席のため、家を出発しようとしたら、近所の方の訪問を受けたり、電話が鳴ったりして、出遅れてしまった。当初は、下道で富山に向かうつもりであったが、時間を取り戻すために、小杉から高速を利用する事になり、IC付近でカードを挿入し、ゲートに近付いたが何の反応もなく、可笑しいと思い停車して、カードの入れ方を確認をしたり、「山ノ神」のカードと交換したりしても、無反応には参ってしまった。

 バックする事も出来ず仕方なくETCでなく、一般としてゲートを潜る羽目になってしまった。まあ~、ETCレーンに入る前だったから、まだ良かったか・・・・ (翌日、点検してみたら、接触不良のようであった。) 高速料金が少額であったとはいえ半額にならず、ポイントも付かない事に気分が良くなかったが、やや早めに会場の池田氏宅に着けて良かった。そして、楽しい宴が始まり、遅くまで賑やかに騒いでしまった。



6/12 「山ノ神」が咳き込んでいる。今のところ、熱も余りないし、大した事がないと思っていますが、明日の予定は、全て起きてからになります。 「果たして、山歩きが出来るのでしょうか?」 「その後のイベントに参加出来るのでしょうか?」



6/11 父の盆栽で、唯一生き残っているサツキが、今年もたくさん花を付けた。たくさんの盆栽を悉く枯らしてしまったのですが、直径40cmの鉢だからでしょうか、20年ほど植え替えもせず、ほったらかしなのに、生き延びています。今年は咲き映えも良く、近所の人や通行人の方々からも、「見事だね!」 などと声を掛けてもらっています。

 「イヤイヤ、ほったらかしで水しかやっていないのですよ。」 などと照れるしかないのですが、今年こそは、植え替えを試みようと思っています。2度も車の追突?を受け、枝を落としています。また、今冬の雪の重みで折れた枝もあります。それを乗り越えて来た父の遺品だけに、知識のない私ですが、今年こそは、延命のためにも、手を加えてやらなければと思っています。




6/10 中5日(休日と休日の間)だと、すぐ休日がやって来る。私には、月2回連休があるが、毎週で連休で、祝日も休日の方などは、どないなんるのだろうと思ってしまう。最も、休日全部を、山に行かなければならない事もないので、心配などしなくてもよいのでしょうが・・・

 こんな事を思うようになったという事は、大分元気になった証かもしれない。でも、まだ95%くらいで、今日、もう一日飲むのを止めようと思っている。



6/9 自分の不注意から身体がガタガタになった。点検・整備が行われていない身体に、大津波が押し寄せて来たような感じである。むかつきや眠気の他に、そこたらじゅうが痛い。当然、思考力が鈍りHPどころではなかった。お粥から、ようやく普通のご飯を食べられるようになったが、どことなく、サッと食べられない。まだ頭の何処かに眠気があり、じっとしていると、目が瞑れてしまう。

 こんな事態になると、検診を嫌っている自分の無力さを感じ、気力だけでは、到底及ばないものだと思うのであるが、「喉元過ぎれば・・」 何とかやらで、またまた、ほったらかしてしまうのであろう。

 「痛い」 「辛い」は、気力だけでは、どうしようもないようである。そのような事が起こらないためにも、都合が悪くなったら、すぐに診てもらう、そして、定期的に検査を受けなければならないのかな~。

 「切った縫った。」は、イヤであるが、「歩けなくなる。」 「食べられなくなる。」 事を思うと、そんな事も言っていられないのかもしれない。



6/8 体調不良。コーヒーも飲めない。
 

6/7 せっかく楽しかった「好山病・・の宴」だったのに、今日は二日酔いで、何もかもパーになってしまった。金剛堂山から中山、そして牛岳へと、行き先を、だんだん近くに変更してみたものの、動けば気持ち悪くなり結局はダウン。

 それでも、執念なのかバカなのか分からないが、「山ノ神」に、ちょっとばかりの荷を担いでもらって、二上山へ出掛けた。城光寺の滝から遡行を始めたのであるが、「山ノ神」からお叱りを受けて展望台へのルートに変更し山頂へ。後は、万葉植物園から城光寺競技場へ、そして、滝の駐車場へと戻ったのでした。

 午後6時頃帰宅して、お風呂に入って、ようやく何か食べようかという気持ちになった。「もう二度と飲まない。」 と辛い時は思ったのですが、夕方頃になると、「冷たいのをキューッと一杯。」 でも、今日は止める事にしました。



6/6 今年は、お花見も出来なかった事もあり、「好山病友の会・今年度上半期の宴」 と称して、夕方から拙宅で、懇親会が行われる事もあって、開始3時間前程までには、帰宅しなければの思いがあり、行く山の選択に苦慮したが、ススダケが採れる唐堀山となった。

 登山口までの往復に、登山時間を考えると、ススダケ採りか食事時間のどちらかに、しわ寄せが掛かると思われ、参加してくれた吉尾氏とねぎちゃんに、その旨の了解を得ての山行とした。

 そうなると頑張れるもので、ススダケの大収穫に、てんぷらまでしてもらえる食事時間あり、参加者全員が大満足であった。遠くに北アの山並みを望みながら、眩しいくらいの新緑の中を歩くのは、実に気分のよいもので、重い荷も気にならない程であった。「毎年来たいね。」 であるが、お天気周りや、他の山への思いもあるので、なかなか実現出来ないのである。

 懇親会には、eiko女史を除く10名が集った。メンバーは、私と「山ノ神」 以外、全員県東部在住である。しかも仕事がありなのに、よく集まってもらったものだ。休日やレベルの違いもあり、なかなか一緒する機会がない現状であっても、こうして集ってくれる事に感謝である。



6/5 明日は、あるかないか分からないけれど、ススタケの山に行く事になった。夕方からイベントがあるから、いい加減に戻らなくてはならず、果たして採っている時間、食事をしている時間があるのだろうかと思ってしまう。

 でも、日頃、歩くのが遅くても、欲の皮が突っ張るから、意外と速く歩けるかもしれない。そんな期待を込めて、同行してくれる仲間と、ワイワイ仲良く歩いて来たいと思っている。



6/4 この調子じゃ、6月は、これという山行は期待出来ない。7月も怪しい。5月は山菜採りで、ごまかした感は歪めないが、どんな山でも行けているのであるから、まだ喜ばなくてはいないような気がする。

 その理由はたくさんある。「山ノ神」だけの所為じゃない。諸事情が絡み合って出にくくなっているのは事実である。もっとも、楽しみながら、長~く歩ける事を目標としているから、一時の都合・体調に拘り、一喜一憂しなくても良いのであるが、情けない性格のため、穏やかに過ごせないのであるから困ったものである

 世には、月一の山行どころか、年に一度の山行機会さえ作れない人が、どれだけおいでるか分からない。自分の身体の所為だけでなく、親様の為、奥様やご主人の為、或いは、お子様の為など、聞けば聞くほど、お気の毒な方がたくさんおられる。そんな話を聞くと、「お前は、甘えておるのでは・・」 となってしまう。



6/3 「イワウチワの八重は珍しい。」 と、「山ノ神」が言うのですが、 「花じい」に、聞いてみなければ・・・」  というサブタイトルで、高峰山登山道に咲いていたイワウチワを、6/1~6/2にかけて、我がHPのメーンページに載せたのですが、「花じい」のコメントを紹介しようと思います。

 皆様が、ご存じのように「花じい」は、ちょっぴりユーモラスなところがありますが、真面目で厳格な人です。山中で、サクランボやみかんの種などを捨てようとしたら、「生態系を狂わせる。」 とお叱りを受けてしまいます。

 「土に還る。」 などと思うでしょうが、「雑菌が付いている。あるいは、それを口にした生き物に、何らかの変化が生じるかもしれない。」 などと言われてしまいます。今は、その「花じい」 との山行機会にあまり恵まれないのですが、そのような事態に遭遇した時は、必ず「花じい」の名を出し、止めるようになっています。

  「イワウチワの八重は、珍しいでしょうか?」 カタクリやショウジョバカマの白が、珍しいと思っていたら、 「そうでもないちゃ!」 と、「花じい」に言われた事を思い出し、 「山ノ神」に、「なん、珍しくないちゃ!」 と言ったのですが、如何でしょう。 私のHPのメーンに載せている画像ですが・・・・ (雨の中、懸命に撮った画像です。)
  こんなメールを「花じい」に送ってみました。

  そしたら、「花じい」から、次のような返事が届きました。
 イワウチワの八重は珍しいと思いました。 私がきちんと見ていないだけかもしれませんが。。。 白花というのは、どんなものにでも、しばしば出てくるのものです。 同じように八重(多弁化)も自然界で出てくる事象なのですが、 イワウチワでは見たことがありませんでした。

 そんなコメントをもらい、初めて珍しいものだという事が分かりました。「花じい」には、画像も送らず、「私のHPを見よ。」 と、あつかましい程の態度にも、優しく接して頂きました。「人間が出来ているな~。」 もしかしたら、いや、本当は、私より年上に方ではなかろうかと思ってしまう程です。そして、花に関しては、学者並みである事は言うまでもありません。



6/2 昨日は、剱岳の山開き、そして、有峰林道も開通した。新緑から、暑い夏に向かうのであろうが、全国的な冷え込みは、「もうちょっと先よ。」 とでも言いたげであった。夕方から陽が差した。暑いのは叶わないが、暖かいのは良い。明日から、気温が上昇し、お天気も回復するようである。

 6月は、梅雨のイメージがあるが、意外と降らないような気がする。雨降りは、7月の上旬と思うのは、私だけかもしれないが・・・・ しかし、これからしばらくは、所用の為、時間制約の山行が続きそうである。

 まあ~、遠くの山や奥深い山には行けないが、その所用に、楽しみが加わるのであるから、ストレスが溜まるはずもなく、楽しい日々を送る事が出来るかもしれない。でも、良い事、楽しい事など、長く続くハズがないし、浮かれてばかりもおれまい。

 東北の朝日・飯豊連峰は、今日も新潟中越地方に地震があったように、今夏は見送りが公算が強い。でも、名山の一座は、旅行感覚で何処かに行きたい気持ちはかわらない。



6/1 実生から育てたニッコウキスゲが、今年も咲いてくれました。一夜花とは言え、今年は七輪が楽しめそうです。何年前か忘れてしまったのですが、(10年以上前) 確か秋の人形山で、落ちていた種子を、「山ノ神」が拾って来たものと記憶しています。

 忘れた頃に咲いたのですから、いつ、何処での記憶は曖昧です。「愛情を込めて・・」 の意味合いは、必ずしも当たらないのですが、「じっと耐え忍ぶ。」 または、「我慢をしていると・・」 の表現が当たっているかもしれません。

 私は、小心者で、法に触れるかもしれない高山植物を採ったりしません。でも、一度だけ、ほんの少々、カタクリを食した事があります。「葉を間引きする。」 の勝手な理由付けをしてであります。 (あれっ、花だったかな? 何十年前の事だから忘れてしまったわ。)