7/29 暑い!

7/28 ”自由人” 憧れる響きである。私の周りにも、そのような方々が何人か確認出来る。ちょっぴり羨ましいと思うが、レベルや環境が違うから、それ程でもない。時間・経済的・体力が揃わなければならぬが、それよりも、それまでの人生の努力が味方しているような気がしてならない。

 それが、どの時期に恵まれるのかによっても、人生を左右されるのであるが、そのような好条件は、なかなか続かないものである。しがみついても、「その間にやりたい事をやる。」 それも、簡単ではなく勇気がいるものである。また、思いが叶っても、それ以上の事を望むようなるのであるから、これという終わりはない。

 ”自由” という欲は永遠のテーマであるが、拘束・束縛があって憧れるのかも知れない。”仏さま” のようには慣れないのだから、他人様に迷惑をかけない程度に憧れたい。それは、幾つになってもである。



7/27 「娘が仕事に行く前に、そして、上の孫(ミー)を保育所に送る前に、家へ戻れば問題はない。」 と自分なりの勝手な理屈を付け、4時起きで山に出掛ける事にした。本来なら「牛岳」なのであるが、庄川ルートである故、もしかしたら、草ボーボーかもしれないし、時間的にも間に合わない恐れがあるから「八乙女山」とした。

 牛岳と八乙女山では、標高的にも200㍍以上違う事もあり、歩くだけなら、往復1時間程度あれば何とかなる思いもあったし、車の時間も、朝早いから1時間半程度(往復)だと思っていた。しかし、今まで、時間のない時は、牛岳が定番となっていたが、八乙女山では、そんな歩きをした事がなかった。

 荷を軽くした事もあって、また、スニーカーを履いた事もあって、足は思いのほか動いた。今流行の「トレラン」をやってみようかとは思わないが、夜が明けて陽が昇る光景に、そよ風が吹けば、それだけで最高のラインアップである。

 歩きながら撮る写真は、相変わらずピンぼけであるが、それもこの環境下からして愛嬌としている。「歩けるだけまし。」 それを地で行っているのであるから、私は幸せ! 家に帰って、お風呂の掃除。そして、今まで、休日には行った事のない免許更新講習、そして、「山ノ神」が出掛けてから、孫との時間。こんな休日の使い方など初めてかも知れない。



7/26 夕方になって、下の孫(エリー)が、高熱を出した。娘の仕事を休ませるわけにはいかないので、「明日は、山に行かない。」 と宣言をした。二人も家にいなくてもよいのだろうが、「私だけが・・」 とは言いにくい。

 年頭から、「休日は山へ・・」 を続けてきたが、明日で途切れる事になる。その事自体は、全然問題がないのであるが、そういう癖がつく事が怖いだけである。しかし、行かないと言っておきながら、早朝登山をするかもしれないし、近くの二上山に行くかも知れない。



7/25 母校の高岡商が夏の甲子園17回目の出場を決めた。絶対的な強さとは思えなかったが、久し振りだけに良かったと思った。そして、近年の県勢は、そこそこ活躍しているだけに、もしやとの思いがないではない。それだけ、富山のレベルが高まって来ているのかも知れない。



7/24 4WD 座席がフラットなどの条件に合うのか否かという事で、D車をディラーが試乗車として見せに来てくれた。完全なフラットとは言えないし、荷台が、必ずしも大きくないなど、私の理想とする車にイマイチなのであるが、それよりも、価格面で諦めざるをえない状態である。

 私が、かねがね 「車で寝られる事」 と言っていたが、現在は、なかなかそのような環境下ではなく、じりじりしている。でも、そのような車があれば、保育所の朝の送りさえなければ、前夜発で、距離が伸びるような気がしている。

 また、ちょっとした時の仮眠が出来、随分楽になるのではの思いがある。しかし、大半は、県内の山で、積雪期・残雪期に出掛ける山は、4WDの小型車が良いに決まっている。二つの条件を兼ね備えている車であれば最高なのであるが・・・・

 とはいえ、だんだんと、山と離れざるを得なくなる事は必死であり、そうなると、山旅というのであろうか、高原とか簡単な山歩きがメーンとなる、そして、やがて自分の好きな歴史を求めての旅になる可能性が高くなる。こんな事を思うと、お金がないという事は、実に寂しい事となる。



7/23 「はるちゃん」 から、久し振りに電話をもらった。50年来の友なのに、もしかしたら、今年は、まだ一度も飲んでいないかも知れない。2年ほど前に、同じ親友の清志君を亡くしてから、どうしても疎遠になっているような気がする。

 「春夏秋冬1年に4回は飲もう。」 から、3回になり、2回になり、最近はご無沙汰である。我が家の環境が変わった事も大いに影響しているのも事実であり、そしてまた、歳取ったという事にもなる。

 人の意見に耳を傾けてくれる 「はるちゃん」を、私だけが独り占めにするわけにはいかないと承知しているのであるが、月一とは言わないまでも、年に1~2回程度は、私の山行に付き合ってくれてもいいのではないかと思っているが、なかなかその思いは届かないようである。

 お互い積もる話がいっぱいあると言いながら、このような状態である。「あと何回しか会えないね。」 と言うと、「そんな事をいうな!」 と言い返す。ネットをやらない彼には、やっぱり手紙やハガキで託した方が一番いいのかもしれない。



7/22 こんな私でも、日曜日や祝日に歩いていると、「元さん」 「元ちゃん」 と声を掛けてもらえる。その響きは、何事よりも感度が良く、もうそろそろと、HPの引退を考えていたはずの心中であったが揺らいでしまった。

 「他人様に迷惑を掛けているわけでもないし、力まないで、ボチボチやっておればいいだけの事。止めたければ、いつでも止められる。」 の結論に達した。もう15年半にもなるのだから、これから先は、”ご褒美” ”ロスタイム” などと、勝手に言葉遊びをしてみたい。



7/21 家族連れ・カップル・ツアー、そして、中高年など、いろいろなケースで、唐松岳(八方尾根)を楽しんでおられた方々を見掛けたが、小さな子供さん達の多いのにも目を見張った。その中でも、幾組か大きな荷を担いだ方々を見掛けホットな気分になった。

 親が子を連れての山でのキャンプは、問題ないのであろうが、ジジババが、孫を連れてでは、「ウ~ン」 となってしまう。大きな荷を担ぐのは何とかなっても、非常時の対応となると、些か自信が薄らいでいくからである。

 「孫の荷が増えても、アルコール類を減らせば何となる。いや、それくらいの物は、気力でカバー出来る。」 とは、いつまでかは分からない。いやいや、2~3時間くらいのところから始めればいいのであるが、欲張りな自分達には、その加減が身に付いていないのかもしれない。

 上の孫(ミー)の靴を買った。その孫も、キャンプに興味を抱いている。幸い虫・花・星などにも興味津々だから、今がチャンスだし、私等とて、そう時間がない。そんな淡い気持ちを抱きながら、今夏が訪れている。



7/20 今回の唐松岳行きは、半ば「山ノ神」に押し切られた感があった。どうしても、遠出したい「山ノ神」に白馬岳を提案したが、今の体力からして自信がなかったのか唐松岳になってしまった。「山ノ神」は、ビール付きだが、こちらは、行き帰りとも運転が就いて回る。

 でも、今回は、いつもと様子が違い、自ら起きて 「行こう!」 と言って、私に声を掛けて来たのである。黒菱平からは、日帰りであろうが、キャンプであろうが、リフトに乗らず歩くので定番であったが、今回は、どうしたわけか、「黒菱第3リフトだけは乗ろう。」 と言ったのである。

 リフト1本、しかも、行きの片道だけであるが、300円×2人であるから、「その分、ビールが買える。」 との発想であったが、何故か、なりを潜めたのである。結果的には、それが奏功し、やっとであるが、山頂に立てたのである。

 雨こそ降らなかったが、ガスに覆われて展望は望めなかった。しかし、お花がたくさん咲いている事もあり、写真を撮りながらゆっくりと歩いた。ゆっくり歩いているつもりでも、「山ノ神」にしてみれば、結構しんどいものらしく、すぐに止まってしまうのである。

 でも、シラネアオイやサクラソウなどを見付けると、山菜採りの時のように、俄然、元気が出るのであるから不思議である。また、声を掛け、声を掛けられたりして、下界とは違う歩きは、前を向いて足さえ出しておれば、いずれ着くのであるから・・・

 「素晴らしい展望ですよ!」 と下山してくる登山者達が、口々に言ってくれたが、「まさか・・」 としか思えなかったが、唐松山荘に着くと、立山・剱岳が、でっかく聳えているのを見るに付け、ぐっとこみ上げて来るものを感じながら、誰かに(友人・知人)も見せてあげたい感情にかられた。

 「山ノ神」にも、「早く来いよ! 隠れてしまうよ!」 と思わず叫んでしまった。でも、劇場の幕が降りるが如く、すっと、真っ白になってしまうのには、「あ~っ」 と、何処からともなく聞こえ、そしてまた、「ほらほら・・」 と、また歓声が湧くのであった。

 山頂でも、山々の見え隠れするのが何度となく続き、しかし、積乱雲らしき黒い雲がやって来るに付け、いずれ降るだろうと予測しないではおれなかった。それでも、山頂に1時間ばかりゆっくりと過ごし、お山のてっぺんで楽しく過ごす事が出来た。

 下山中、お花に夢中になっている女性に、「今日は、どの花が良かったですか? また、どの花がお気に入りですか?」 と声を掛けてみた。その答えは、私と全く違ったもので、「ウスユキソウ」 のようであった。その方が、またまた、私の山友の知り合いと聞き、またまたビックリ。



7/19 保育所の行事があるという事で、ムコ殿が来高している。その娘家族と共に行動するわけでもないし、「休日は山へ・・」 が定着しているから、その気さえあれば、計画通り出掛ければ良かったのであるが、予報はイマイチなのと、いつかは、「何が何でも山へ・・」 からの脱却を模索しなければと考えている事が重なり、キャンプを回避する事となる。

 「ちょっとだけ、山に行って来る。帰ったら、皆で食事でも・・」 などと言ったものだから、娘が、「何処か可笑しいのでは?」 と言ったり、「おじいちゃんが食事に連れて行ってくれる。」 と孫達に言い聞かせていた。”10年に一度の珍事” とでも思ったに違いない。

 「午後3時頃までに戻る。」 と大辻林道・鳥越峠に車を着けた。今まで、他の車などあまり見掛けないのに、やはり日曜日だからであろうか5台を見た。もっとも、私達がやって来るのは、平日であったり、お天気の悪い時が多いのだから当たり前か・・

 あまり降らなかったのだろうか、北尾根は左程ぬかるんでいなかった。そして、時折陽が差したりした。剱岳本峰の雄姿こそ見せなかったが、それでも、予想を遙かに上回ったお天気に、「良かった!」 とか、「それなら、もっと違った所に出掛けたのに・・」 と思ったのは私だけではあるまい。

 5人の方に、「元さんでは?」 と声を掛けてもらい、何だか気恥ずかしかった。「満更でもないくせに・・」 と「山ノ神」に言われるのであるが、近年歳取ったからであろうか、若かった頃と、ちょっと違うのである。でも、嬉しい事は間違いない。

 そんな中、何年振りかで、I女史にお目に掛かった。あちらは、すぐに分かったようであるが、私は、なかなか思い出せなかった。姓を名乗られて、すぐさま名を思い出したが、失礼をしてしまった。お互い風貌が変わってしまっていたが、でも、すぐに前の時代に戻れるのは、やはり、行動を共にしたとか、食事を一緒にしたからで、中身が濃いからかも知れない。

 また、大辻山頂でお会いした福井の山口氏は、高峰山と大辻山を登った後、来拝山にも登るとか、それも、大半を下道でやって来られたというのであるから参った。世には、元気者の方々が大勢おられるようである。



7/14 私のねぐらは相変わらず、空調のないところ。「それは自慢にならない事。」 「お歳を考えなさい。」 などと、激励ではなくお叱りを受けた。そんな事もあり、昨夏は、3~4回、扇風機のお世話になった。

 それにしても、昨日は暑かった。そして、昨夜も暑かった。我がねぐらは、34.6℃であった。日中の山行で、あぶられた事もあろうが、寝苦しく、転がり回っていたのである。それでも、疲れて何時間か眠ったのであろう。今朝起きれば、まだ30.5℃。

 意地を張らないで、下の部屋で寝ようか・・・ 今年は冷夏の予想であったが、この先はどうなるのだろうか? 「夏は暑いのに限る。」 「暑ければ山に行けばよい。」 などと粋がっているが、果たして思い通りになるかはわからない。



7/13 行き先選定に困ったが、先週同様、夏道が出来て歩いていない「黒菱山」 とした。その雪山ルートも、もしかしたら、10年以上出掛けていないかもしれない。とにかく、今回は5回目のチャレンジであった。

 笹川の右岸を行くのであるが、1時間半も歩かなければならない。ゲートもあった。歩き始めて、すぐに蛇に遭遇。トカゲもであるが、熊もいるようである。白骨化した鹿と思われる頭蓋骨や背骨などが散乱していたし、ずっと、笛を鳴らしながら歩かなければ気味が悪い。

 暑さなのであろうか?「山ノ神」の足取りが悪かった。聞くと、「胸がムカムカするという。ならば、車に戻れ! 私が下山するまで自由にしていて良い。」 と言って別れたが、1時間ばかり、一人で歩いて戻らなければならないのであるから、言った私は、後味が悪かった。そうなれば、早く登って、早く戻らなければならない。9キロの荷は、暑さもあって、結構負担になったが、コースタイムの半分を目標に歩いた。

 林道終点にある登山口から100mは急登とあったが、整備されていて歩き易いし、時間にすれば大した事はない。林道よりは、登山道の方が、殊の外整備されていて気分良く歩く事が出来た。先週の大鷲山では、天候のせいもあり、充分に展望を楽しむ事が出来なかったが、今回の黒菱山では、それを取り返すように楽しめたのである。

 17年前(H.10.03.02) はるちゃんと、イマイチ女史とで、山頂を踏んだ事が懐かしく思った。しかし、高所にある残雪以外、全くと言っていいくらい、光景や雰囲気が違うのでは、当時の事を思い出すには足りなかった。早く歩いたご褒美なのかもしれないが、日本海や剱岳や北方稜線、そして、大地や犬ヶ岳・白鳥山を、いつもと違った角度から楽しめたのである。

 でも、初めて黒菱山のてっぺんに立った時の想い出は、大平川を遡って、初雪山の山頂に立った時の感動と同じくらいにあったと、今でも忘れがたい想い出である事に違いない。それ程、初登頂というものは、印象深く残るのであろう。



  7/12 私の誕生日まで、あと40日近くになった。この間に、HPを続けるかどうか考えたいと思っている。毎週続けている山行は、ライフスタイルの一部となっているのであるが、違った事をしたいと思える事が、何回となくあったのである。

 小旅行・苦手な絵や書、そして、全く思いもよらぬ事など、目白押しである。そのどれもが、とてもとても、届かぬものである事を承知しているのであるが、その気になれば、何とかなる思いもある。

 ちょっと長い山行と共に、もう少し長い旅にも憧れる。一つの殻に閉じ困ってしまうと、なかなか、そこからの脱却は容易ではない。他人様に迷惑を掛けない範囲で、新しい物にチャレンジしてもいいような気がする。

 

7/8 7月(7/19~7/20)と8月(8/15~8/16)は、何とか泊まり掛けの山行が出来るような感じである。でも、8/17は、今のところダメなようである。昨年の盆休はと振り返ってみると、娘が勤務たっだのと、天候が悪く遠出はなかった。というものの、雨の中の大日ヶ岳(岐阜)と、規制を待った白山に出掛けている。そして、その合間ではあるまいが、城ヶ平山に出掛けている。

 事情が事情だけに、充分は控えなければいけないが、こちらとて、そう長くも元気でおれないという思いがあるし、その兼ね合いが難しい。でも、何をしたから満足で、それが良かったかと考えるに付け、日常の温和な事が一番のようである。

 非日常の一時を、自分の思いのままに過ごしたとしても、不穏な空気が漂えば、それは面白くないに決まっている。皆が元気で何事もなければ、自ずと幸が転がってくるような気がする。そして、近い将来?であるが、シルバーウイークに、行けなかったような所へとの希望がある。しかし、それも、お天気次第である。



7/7 「歩ければいい。」 と言っても、やっぱり同じ山ばかりでは面白くない。けれど、県東部の山へは、時間的なものがあり、どうしても遠ざかってしまう。しかし、最近8号線黒部バイバスの開通により、僅かながら早く行けるような気分になるので、思い切って「大鷲山」に行く事にした。

 過去6回の大鷲山へは、いずれも1~2月の積雪期だけに、近年出来た夏道が気になっていたところである。そして、往復5時間ならば、充分に行けるとの思いであった。しかし、駐車にちょっと困った。休業中のドライブインを当て込んでいたのだが、バリケードでは進入しにくいし、隣の民家前にも何だか駐めにくかった。

 反対側(海側)墓地付近に駐めてのスタートとなったが、登り始めの急登で大汗を掻いた。「山ノ神」には、コースタイム(3時間)を10分切る事を目標とさせた。「それでないと、休む間がないよ。」 と励ましたせいもあり、ほぼ時間内に到達する事が出来た。

 曇りがちで、午後後半から、もしかしたら雨になるかもしれないお天気であっただけに、「大鷲山からの海を眺めて・・」 は、靄が掛かった事もあり、その光景は、薄ぼんやりとしか見る事が出来なかった。冬期コースと違うとはいえ、やっぱり、夏道は樹木に遮られて、必ずしも看板通りにはいかないのかとも思ってしまった。

 それでも、整備されていて歩きやすい登山道であった。特に、林道を跨いでからの後半が、フカフカして気持ちが良かった。山頂では、富山からやって来たという女子2名に、コーヒーをプレゼントしたら、随分と喜ばれた。名もイニシャルも尋ねなかったが、感じの良い人達だった。親様は私と同い年とかで、何となくがっかり・・・



7/6 どんなところかも知らない孫達であるが、リックの中に好きな物を詰め込めば、自ずとルンルン気分のようである。お天気よりも、「もしかしたら、カップ焼きそばが食べられる。ラーメンも・・」 が、今回の山行に、「うん!」 と言ったのかも知れない。

 こちらとしては、「雨があまり降らないで欲しい。」 「ぬかるみも程々に・・」 そして、「ブヨがあまりいないで欲しい。」 を望むところであった。上の孫は、昨年の「中山」 で、その歩き方を承知していて問題はない。唯、下の孫は、おんぶやだっこが必要かと思っていたし、粗相も覚悟して臨まなくてはと思っていた。

 始めから林道歩きと算段していたが、急遽変更して、登山道を進んだ。ツルツルの靴を履いている事もあり、ちょっと心配はしたものの事なきを得る。しかし、林道に出てからは、登山道を止め、当初計画の林道を歩く事にした。林道歩きは、縦列になったり横列になったり出来るし、いろいろ話をしながら歩けるという良さがある。

 そうしている間に、はや白木小屋に着いてしまった。中に入ると、先客がおられた。それもマキちゃんと娘さん、そして、職場の同僚さんであった。彼女らにもてなしを受け、優しい言葉を掛けてもらって、孫達は有頂天のようであった。その証拠に、お湯加減を失敗したカップ焼きそばも、「美味しい!美味しい!」 と食べていたのが印象的であった。

 マキちゃん達と別れて、浮島の池に向かった。滑りやすい木道が気になっていたが、ルンルン気分で歩く孫達。遠くを歩いている人達を見付け、「人が歩いている。」 と何か宝物を見付けたかのようであった。「ヤッホー、ヤッホー」 と何回も叫び、その僅かに戻る「こだま」 に、嬉しくて楽しくてならなかったのだろう。

 擦れ違う人達からも、「元気だね!」 「頑張っているね!」 の言葉を掛けてもらったのも、エネルギーになっていたのかもしれないが、駈けていく孫達を追って、こちらは(保護者として)滑らないか、転ばないかばかり心配していたのである。

 さすがに、ぬかるんだ段差では、手を貸したり、だっこしたりしなければならなかった。可憐に咲くニッコウキスゲを彼女らはどう思ったのだろうか?「オレンジのユリ」と言っていたが、それもそれで、何処か胸の片隅に思い留めていてくれたらうれしいのだが・・・  もう一つ、ササユリを見付けて、「おばあちゃんの好きなユリ」 と言っていたけ!

 浮島の池では雨になった。ニッコウキスゲやワタスゲより、池の中の小動物の方が気になっていたようだ。また、モリアオガエルの卵を触りたくてしょうがなかったようでもある。帰りの林道では、フキ採りをしながら、「葉が取れない。」などと言いながら歩いた。

 帰路の車中は、すぐに眠りに着いた孫達であったが、山の感想を問うてみると、「もう行きたくない。」 「また行きたい。」 が同居しているというのであろうか、無理な答えを求めてしまったのかもしれない。こちらも充分に疲れた。唯、今回の山行で、白木小屋で「マキちゃん」と、浮島へ向かう途中、「北ちゃん」とバッタリ顔を合わせる事が出来、多くを語らなくとも嬉しくてならなかった。



7/5 明日明後日の連休に、どちらかお天気の良い時に、上の孫を何処かの山に連れて行こうと思っていた。しかし、履き物の準備が出来ていなかった事もあり、先延ばしにしようかと思っていたのであるが、ひょんな事から、二人の孫共連れて行く事になった。

 予報を改めて見ると、傘マークがたくさんある。これはやばいと思ったが、ここまで来れば、行くしか無いか。下の孫は3歳であるから、林道歩きの白木峰と思っているが、始めから雨だったら、やはり変更するしかないかもしれない。でも、今日も雨予想であったが、全く降らなかった事もあり、やはり、決定は起きてからになる。



7/4 プレミアム商品券購入のため、私も列に並んだ。行こうか行くまいか悩んだが、やっぱり2割は大きいと思ってしまった。山用品を買うにしても、孫のランドセルを買うにしても、かなり助かるという計算になる。

 でも、沢山の人出に、それ自体に酔ってしまった。歩くのは良いにしても、立って待っているのも疲れるものである。苦労しないで御利益はないという事なのかも知れない。

 

7/3 今月の第3日曜日・月曜日は、海の日が絡んで娘達が休業となるから、2日間であるが自由をもらえる。いつもなら、お天気の兼ね合いもあるけれど、剱沢キャンプが第一案となるのであるが、昨年は、白馬岳(大池キャンプ)であった。

 蓮華温泉からの日帰りが何年も続いていたが、やはり泊まるとなると、ゆっくりの他に、朝日・夕日の素晴らしい光景があり、違った楽しみ方が生まれてくる。でも、「山ノ神」は、荷を担ぎたくないらしく、山から降りて、キャンプ。そして、翌日は、また山へのパターンが良いようである。

 そうなると、また遠出となる。短い日にちで、2座に登り、行き帰りの運転が付いて回るのであるから結構きつい。夜の運転となるし、雨でも降ったら、尚更疲れてしまう。やっぱり時間的余裕がなくては、帰ってからが辛い。無事帰ってからであるが・・・・



7/2 最近は、なかなか思うような写真が撮れない事もあり、また費用が掛かるなど、大伸ばし(全紙=新聞一枚) 出来ないでいる。店内の写真も、ずっと同じ物を掲げていたが、思い切って、以前掲示していたものとはいえ交換してみた。

 何回も掲示したものであるが、いっぺんに雰囲気が変わったような気がする。やっぱり何事も、小まめにやらないとダメみたい。全紙の写真は7枚しかない。今夏こそ、何か良い物を撮らなくては・・・



7/1 血圧計(テルモ手首用)が動かなくなり、今度は、オムロン上腕式血圧計を求めた。その間一週間程あったが、今までやっていた事をやらなくなったら結構不安となるものである。(就寝前と起床後の1日2回、血圧と体重を測定していたから・・・)

 手首式血圧計より上腕式血圧計の方が、正確だと思って購入したが、以前のものと比べて、数値がかなり違うのに驚いている。正常値に近いのである。まだ、一週間を経過していないが、器具の装着の仕方が違うとは思えないし、新品で壊れているとも思えない。

 相変わらず大食いであるが、以前と明らかに違うのは、山中での昼食はあまり食べない。毎日、時間にして5分も掛からないと思うが、腕立て伏せ50回と腹筋25回の運動を守っている。「そして、休日は山に・・・」 太っているとは思わない体重であるが、目標とする70キロ前後に推移している。(3キロくらい少なくなった。)このような事くらいしか変化がないのであるが、良いように作用しているのであろうか? もう降下剤を飲まなくなって1年3ヶ月なる。