元   さ   ん   の   山   紀   行
中  山 (1,255㍍)
<富山県 上市町>  平成17年08月21日


 午後から崩れるという予報に「中山」行きになった。最近は雨の日のレパートリーに入っている「中山」なので、山頂から剱岳を望める事は少ない。伊折橋に差し掛かった頃は、白い大きな雲が、黙々と青空を覆い尽くそうとしていたが、日差しは、まだ強く、雨など降るようには感じられなかった。

伊折橋から剱岳を望む



中山登山口は工事中だった! 馬場島の扇状地を見下ろす。 久し振りにマッチ箱ピークを見る

中山頂上から剱岳を望む


中山山頂で だんだん雲に覆われて来る 山頂から小糸谷方面に下る 立山川が見えてくる

 従来の中山登山道の反対側を行く小糸谷へのルートにはまだ標識がない。その取付きはファージーにしてあると言った方がいい。しかし、一端下り始めると、フワフワの歩き易い素晴らしい登山道が出来ている。工具が置いたままになっていたから、最後の仕上げが残っているのかもしれない。
 ブナクラ谷や赤谷山を眺めながら、高度を下げていくのであるが、3度沢を渡らなければならない。最も、普通に渡れるのであるが、大雨の時は注意しなければならないであろう。あっと言う間に立山川の河原に出てしまう。右岸に渡って馬場島に戻ればいい。

沢を渡る 登山道は整備されている 沢を3回渡る 河原に出る




「平成17年8月21日のコラム」(山つれづれ・・・・から)

 8/21 やっぱり歩きたくて「中山」に行った。山頂着が11時だったが、予想に反して、「剱岳」がちゃんと見えた。12~13名の方々とお会いしたが、別段お話もせずシャッターを2度お切りしたくらいであった。
 1時間余山頂に滞在した後、最近切り開かれたという東小糸谷へのルートを辿った。きれいに整備され気持ちの良いルートであった。3ヶ所沢を渡らなければならないが、特別の大雨でなければ問題ないルートであった。
 クズバ山・西大谷山への挑戦権を得るためにも、この辺の概念を頭に入れて置かなければとの思いがあっただけに、それなりの収穫?はあった。

 まだ歩き足りなくて、「稲村」から左折して、大辻林道を辿り、鳥越峠から高峰山に登った。その頃は、約束通り雨になっていたが、ぬかるむ事無く、結構快適に歩く事が出来た。
 山頂では、薄っすらと大日連山や毛勝三山が伺え、その後に、カメラでは撮る事が出来なかったが、ぼんやりと剱岳を確認出来た。結果的には、遠出が出来たかもしれないが、何か気が乗らなかった。アルペン村から「山ノ神」に運転を代わってもらった。 





 ■■■コースタイム■■■
高岡8:10=登山口(9:30~40)=中山頂上(11:00~12:15)=立山川12:55=登山口13:15~~~高峰山へ

 ■■■同行者■■■
         比佐恵