元   さ   ん   の   山   紀   行
中  山 (1,255m)
<富山県 上市町>  平成21年11月03日






ひょんな事から、知り合いに?なって・・・・





一時、青空さえ見えた。 中山は、本格的な雪に見舞われた。 昨日からの寒波襲来で雪山になった。


残っていた紅葉も雪に覆われて・・ ラッセルというほどのものではなかったが 積雪は15~25cm


雪上は気持ちがいい・・・・・ 「中山」 山頂に到着。 剱岳は姿を見せなかった。


新潟市からやって来た団体さん。 菊池さんと吉国さん 東小糸谷側の周遊コースへ・・


雪の着いた橋を渡る。 スリリングに・・・・ 「どうしよう・・」!!!


立山川側へ下山 馬場島に戻って・・ メールの交換・・・・




11/3 寒波襲来の予報に、ちょっと出遅れてしまい「中山」となった。新潟市内からの団体(20~30名)を抜き、そして、若い二人の女性を抜いてから、真新しい雪を踏む事になった。例年の文化の日なら、山頂は溢れんばかりの登山者で、休憩する場所もないと聞いているのであるが、今日は、その後に単独行が3名だけだった。

 雪上で思い思いの食事をする中、先程の若い二人の女性が、我々の横で、何だか寒そうにじっとしていた。ラーメンを作り始めても、その女性達が気になり、また、よからぬサービス精神が出て、「良かったら食べませんか・・」 と差し出してみた。 普通なら、「いいです。」 と断られるのが落ちであるが、「有難う。」 と言って食べてくれた。話をする内に、中山は簡単な山だから、「車に戻ってから食べればいい。」 ような段取りだったらしい。しかし、登ってみると、積雪も手伝いなかなか計算通りにはいかなかったようである。

 彼女らの初めての登山(初めてに近い登山)に雪が付いたわけだが、別世界に来たかのようであった。そして、「ハッピー」 と言った。何だか嬉しくなって、周遊コースに誘ったら、「行きたい。」 と返って来たから嬉しくなる。彼女らの親のような年齢ながらも、気持ちは一緒! 「キャーキャー」 言いながら立山川に降りた。

 月曜日が山行日の 「好山病・・」、そして、第3日曜日が山行日の 「ハレルヤ」 のピーアールも忘れずしておいた。おそらく山に関する知識・装備など殆ど分かっていないと思われるが、「山はいい。」 と言うくらいであるから、若い事だし、あっという間に覚えられると思う。

 そんな彼女たちから、今度は「尖山に行こうと思いますが、どんな山ですか?」 とのメールが来た。それだけで、私はとてもハッピーな気持ちである。「時々、思い出してくれればいいよ!」



 ■■■コースタイム■■■
 高岡9:00=中山登山口(10:40~50)=中山頂上(12:30~13:20)=立山川14:20=中山登山口(14:50~15:00)

 ■■■同行者■■■
         「山ノ神」  途中から・・ 吉国さん・菊池さん