元    さ    ん    の    山    紀    行
人 形 山 (1,726m)
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村)、岐阜県白川村>
平成21年03月02日





田向から歩いてやって来たが、山頂までは、ちょっと無理だった。




田向・五箇山荘下駐車場から 長い林道をコツコツと・・ 大きなヘアピンカーブ付近


林道のショートカットを試みる カットして、ガードレールを越える ようやく中根平に・・・


林道も雪原の一部に・・ もうちょっとで、人形山登山口へ 3時間を要して登山口に到着


杉林も良い感じで・・・ 雪質も良く気持ちの良い歩き 陽が照り始めた


第一休憩所を過ぎて・・・ 急斜面を直登! 自分たちのトレースを振り返る


1288m地点に、山ノ神を待機させて、再出発


宮屋敷跡の鳥居 デジカメを自分に向けて・・ ピント外れの画像に・・


山ノ神の待つシェルターへ向けて下山開始 雪桜のように見えたのだが・・ まっすぐに降るのみ・・


振り返れば登れなかった山頂付近が この木々の間を・・・ 青空に思わずパチリ!


シェルターの中から・・・


三ヶ辻山を遠望する おっと危ない、頭に雪塊が・・・


復路の林道歩きⅠ 復路の林道歩きⅡ




「コラム 3/2 ( 山つれづれ・・ ) より」

3/2 旧城端町・大鋸屋から五箇山トンネルへの長い坂道では、除雪車が出動していた。予想していたとは言え、田向・五箇山荘下駐車場からの長い長い林道歩きが始まった。「林道歩きは、苦にならない。」 という山ノ神の言葉を信じていたが、登山口に着いた頃には、疲労が現れてきたようであった。(3時間を要した。)

 クラストした雪面に、新たな雪が20cm程積もり、樹木の間を縫って行くのは、実に気持ちがいい。しかし、山ノ神のペースがだんだんと落ちていった。一旦、歩き始めると、食する事が出来ない山ノ神であるが、車中の1時間内に、予定の食事が出来なかったのである。

 これでは、確実に4時間で息絶えてしまう。山頂がダメなら、春木山までの思いがあったが、またまた、リタイヤとなってしまった。1288m付近で、シェルターを造り山ノ神を待機させる事とし、私が、「その後の持ち時間で、何処まで行けるやら!」 となったのであるが、無理する事もなく、宮屋敷跡までとした。

 標高1600mの宮屋敷跡であったが、あまり視界が良くなかった。一目散でシェルターのある待機場所に降る際、時折、雲間から青空がパーッと覗く様に、後ろ髪を引かれる思いであった。

 宮屋敷跡から15分程、その待機場所から、更に、40~50分程で登山口に到達するのであるから、下りは早い。林道も往路の半分程の時間であった。雪解けの始まった所では、フキノトウが顔を出し始めていた。

 家に戻って、デジカメ画像をPCに取り込もうとした途端に、PCがプッツンとクラッシュしてしまった。ウンともスンとも言わず、暗い気持ちの始まりとなった。







 ■■■コースタイム■■■
高岡5:20=田向・五箇山荘下駐車場(6:40~7:00)=ヘアピンカーブ(7:55~8:00)=中根平9:20=人形山登山口(9:55~10:05)=第一休憩所(11:30~35)=1288m付近の待機場所(11:50~12:25)=宮屋敷跡(13:20~30)=1288m付近待機場所(13:50~14:40)=人形山登山口(15:25~35)=ヘアピンカーブ16:40=田向・五箇山荘下駐車場(17:40~50)=高岡19:05

 ■■■同行者■■■
          比佐恵