元    さ    ん    の    山    紀    行
高 清 水 山 (1,145m)
<富山県南砺市(平村、上平村)> 平成17年10月04日






~~ ようやく登山道を探り当てた。 ~~


~~ 黙々と登るだけ・・・・ ~~


~~ 雨の中の高清水頂で・・ ~~




林道を行く。




 山つれづれ・・・から

10/4 涼子さんご一行が、「剱沢から大日岳を経由して称名に下る。後タクシーで馬場島へ!」の予定と知って、連休二日目は、そのお迎えがてら大日岳に登ろうかと思っていたが生憎の雨。もし、室堂経由に変更になったら、折角雨に打たれながら登っても、お会い出来なくては意味もないような気がして、また、団体行動故、携帯でうるさく尋ねるのも如何と思い自重したのが、「あだ」となってしまった。

 ちょっと県西部の山に登って、馬場島に出向けばいい。そのつもりだったのが、我等の行動が緩慢で、やはり室堂経由で下山されたご一行にはお会いする事が出来なかった。馬場島に向かいながら、何か気になり、携帯したのであったが、もう高速の人となってしまっておられた。「恋人にふられた心境で、おみやげのつもりの鱒寿しを食べています。」などと洒落にもならないメールを打つのが精一杯であった。

 今春は、土砂崩れのため長い間通行止になっていた縄ヶ池への林道を304号線から入った。高落場山を歩くつもりで臨んだつもりが、出来れば6年前の残雪期に、N君と一度だけ登った事のある高清水山にもう一度という気持ちもあった。残雪期には行きたい山が多くあって、なかなかこちらに足が向かないし、かといって今日のような雨にでもならないと、そんな気持ちにはなれなかった。「高清水山」が候補に挙がったのも、「一度しかない!」や「複数回」が頭にあったからなのであろう。標識は山頂の名盤と標柱以外は何もなく、「ひだまり峠」を目標として行った我々には、何処がどうなっているのかさっぱりわからなかった。しかし、車の進行が辛くなった林道から、草刈の跡がある別の林道を辿ってみると、その最終地点から、おそらく地元の山岳グループの方々が手入れされたと思われる登山道が付けられていた。

 視界が10数メートルの中、一番高い所に辿り着いたと思ってみたが、何の標識もなくGPSで確認してみると、どうも違うような感じであった。恐る恐るその先を下ってみて、登り返すと懐かしい看板と真新しい標柱が立てられていた。その先に道は延びていたが、「明神池」たる所まで行くと、それは、迂回するものでなく、北方面(もしかしたら赤祖父山方面)に延びているように思えた。間違いかもしれないが、雨降る中、視界も悪く、次の用事が待っている私達には、そう余裕の時間はなかった。行ってみれば簡単で、林道からの標高差が100mもないのだから、拍子抜けしてしまうかもしれないが、自分だけの「探検」「冒険」として行って見られると、それなりに征服感が湧くものである。 




 ■■■コースタイム■■■
 

 ■■■同行者■■■
          比佐恵