元    さ    ん    の    山    紀    行
高 清 水 山 (1,145m)
<富山県南砺市(平村、上平村)> 平成23年05月23日





高清水山の山頂は踏めなかったが、縄ヶ池のミズバショウを見ながら、雨にも関わらず林道をぐるっと・・





縄ヶ池への林道途中で、車を止めて雲海を眺める。 縄ヶ池駐車場から、雲海を楽しむ。向こうは医王山。


縄ヶ池のミズバショウを楽しむ。


久し振りに訪れた縄ヶ池のミズバショウ。 咲き始めて間もなかった。 遊歩道から縄ヶ池を望む。


~~ 高度を上げる毎に、縄ヶ池を見下ろす。 ~~


縄ヶ池から高清水山へのルートは、
初めてであったが、意外と整備されていた。


雪に埋もれていた標識。 真新しい道宗道の標識。 山頂は、すぐそこであったが・・・


時間切れとルートを見失ったため、手前のピークに戻ったところ。
5年前には、この夏道を歩いた事があった。


山頂手前のピークから、縄ヶ池を覗き込むように撮る。 林道登山口に戻り、それからずっと、林道を歩く事になる。


林道歩きになってしまったが、雨に濡れ、身体が冷えて寒かった。
しかし、タラの芽やウドの収穫があり、にっこり。でも、ザックなどの
大きな収納物を持って来なかった事に後悔であった。




 元さんの戯言・呟きから

5/23 「山菜採りもいいが、何処かのてっぺんに登りたい。」 という私の気持ちが通じたのか、「山ノ神」が、午前6時の出発に間に合わせてくれた。山菜は、牛岳と人形山に絞っていたが、お山のてっぺんは、牛岳か袴腰山くらいに照準を合わせていた。

 しかし、牛岳林道と人形山の林道の思いも寄らぬ通行止めには、完全に計画が狂ってしまった。平スキー場辺りで、「縄ヶ池に行こうか?」 となった時には、お山のてっぺんに立つ事を半ば諦めていた。

 しかし、ミズバショウの遊歩道を歩いていて、「山ノ神」が、クマに囓られていて、何が書いてあるのか分からない標識を見付け、「これはもしかしたら、高清水山への登山道ではないか?」 となった。

 ちょっとだけのつもりで言った「山ノ神」であったが、歩く事を止めない私に、途中で帰ると言い出した。それもその筈、山用具一式は車の中にあり、お互いに1本の傘を持っているだけであった。ましてや、手袋もナシであるのだから・・・・

 5年前の10月に、日溜まり峠方面から、高清水山頂に達した事があるが、後は、赤祖父山方面からと、積雪・残雪期に高落場山からしか来た事がなく、縄ヶ池から直接登った事がなかった。

 お天気は、予報通り午後から雨になって、気温も低かったからとても寒く感じた。仕方なく付いて来た「山ノ神」であったが、私の「もう少し、もう少し・・」 に何度も足を休めてしまった。標高1100mくらいで、登山道が雪で消えてしまった。

 ヤブの中に入ったが、リスクが多い事と、約束の時間を、かなりオーバーした事で、撤退を余儀なくさせたが、途切れた登山道を改めて眺めて見ると、境界沿いの尾根に沿わなければならなかったようであった。(帰って地図を見てもそうであった。)

 標識のある林道に戻ったら、「山ノ神」は、登山道を降りるのがイヤだと言い出した。「林道歩きは、2~3倍も掛かる。」 と言っても、その方が良いと頑張った。仕方なく雪が残る林道歩きとなったのであるが、そのお陰で、タラの芽やウドの収穫があった。

 でも、濡れた衣服の所為で、身体や手がとても冷たくなり、これで良かったのかと、ちょっぴり反省の歩きとなった。しかし、林道歩きが好きという「山ノ神」と、山歩きに関して、これから、どのように向き合っていけば良いのか、考えなければいけないようである。




 ■■■コースタイム■■■
 

 ■■■同行者■■■
          比佐恵