元   さ   ん   の   山  紀  行
池 ノ 谷(剱岳)
<富山県上市町> 平成21年06月08日






池ノ谷のど真ん中から三ノ窓を望む。





登山口は白萩川取水口 意外としっかりした踏跡がある。 ロープも張ってあった。


池ノ谷出合付近を見下ろす。 高巻きをして再び白萩川へ・・・ ゴロゴロした岩や石の上を行く。


6月上旬は雪渓もある。 白萩川を行く ロープに繋がりながら・・・


「北ちゃん」 スイスイ・・・ 雷岩付近の雪渓 シラネアオイ



白萩川・雷岩付近のスノーブリッジを渡る。


何と「池ノ谷」石柱があった。 急登が始まる。 小窓尾根1600mPで・・・


次第に池ノ谷に近付くT 次第に池ノ谷に近付くU 落石に気を付けて・・・


何処の斜面にもシラネアオイが・・・・・ ルートを詮索 (ネコ君)


池ノ谷に降りる前・・・ 池ノ谷の下部


食事処を模索。 池ノ谷のど真ん中でベンチ・テーブルが造られる。


堅い雪を削って・・・ 最高のランチ! 今日のご馳走!



池ノ谷上部(剱岳・北方稜線)は、ガスが掛かったり晴れたり!


池ノ谷・本谷で記念写真! 天候にも恵まれ満足して帰路に・・・


池ノ谷には、まだ多くの残雪が・・・ 斜面をトラバース気味に・・・



1600mPから、再び池ノ谷を振り返る。



雷岩付近から大窓を望む。


白萩川の雪渓を渡る。 雪渓を渡り終えて一息入れる。


怖い格好をしている「ねぎちゃん」 河原から、もう一度登り返しがある。






「6/8 コラム(山つれづれ・・・より)」

6/8 池ノ谷に行って来た。いや、好山病の元気者に連れて行ってもらった。「池ノ谷」 は、冬は雪崩、夏は落石の巣の意味合いが強く、自分としても 「行けぬ谷」であった。高2の秋、白萩川を遡り、小窓尾根に取り付いた事はあるが、池ノ谷へは縁がないと思っていた。でも、行ってみると、幸運に恵まれれば、(お天気や雪の状態、そして同行者に恵まれれば・・・) もしかしたら、私でも、三の窓付近まで行けるのではないかと思うほど、見た目には雪が連なっているのであった。

 「池ノ谷・本谷にの雪上で天ぷらパーティーをした。」 途中、「お花の群落との遭遇」 「ウドなどの山菜をゲット出来た。」 など、楽しくてステキな一日となった。同行してくれた仲間に感謝したい。

 久し振りに入った白萩川の変貌に自然の脅威を感じた。昭和44年の豪雨で様変わりをしたことは知っていたが、それでも、取水口から上部の河原で、子供達と遊んだ事もあったのに・・・・・それは、何年前の事(17〜18年前の事かもしれない。)

 今は怖くてやらない沢登り。高1〜22歳頃まで、白萩川へよく通った。上市からバスに乗って、馬場島から歩いてである。今のように、高巻きする事がなく、そのまま池ノ谷の出合まで遡行が可能であった。歳月が流れたということなのであろうか・・・ まるで浦島太郎のようであった。元気でいたら、まだもう少し行けなかった所に行けるかも知れない。





 ☆☆☆コースタイム★★★


   ■■■同行者■■■
       「長勢君」 ・ 「北ちゃん」 ・ 「ねぎちゃん」