元  さ  ん  の  山  紀  行
牛  岳 (987㍍)
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成20年01月02日





車デボ地点からの小牧ダム 真新しい雪上を行く事が出来た。


当然、林道登山口のもトレースがない。 何となく、誰か来そうな気がして、杉葉で名を書いた。


その後、雪の牛岳が初めてだという坂田氏と遭遇。
林道を歩いて来たという。
時間制限があるという坂田氏を、降りは速いからと、
強引に六合目まで誘った。






  「1/2コラム(山つれづれ・・・より)」

1/2 重度の好山病を患っているオヤジは別にしても、母親は、毎日出掛ける事は出来ないであろう。「山ノ神」は、年末から、覚悟していたようである。もっとも、恒例となっている箱根駅伝を見たいというのも一つの要因でもある。

 ならば、私もお昼過ぎに帰って来れば、問題はないであろうと、夜の明けぬ薄暗い頃から準備に取りかかったが、まだやらなければならぬ事があったりして 、出足は悪かった。

 471号線、やや利賀側の小牧ダムが見落せる所の駐車スペースを利用しているが、既に車が一台止まっていた。しかし、登山口には、トレースらしきものがない。林道を横切るに当たって、初めてトレースに出くわした。林道登山口では、1時間遅れの私の方が、先に出てしまったようであった。

 五合目下で、お会いしたのが、登山を始めて2年目だという坂田氏であった。私よりも20歳も若く、高岡から来たと聞き、何故か近親感が宿った。「正午まで家に戻らなくてはいけないので・・」 と言う彼を、「1時間もあれば降れるから・・」 と強引に、6合目まで誘った感じになった。でも、その間の猛ラッセルは、きっと彼には、想い出深いものとなるであろう。

 お天気は、上向いて来たのであるが、私も正月から、毎日山に出掛け、娘夫婦を、蔑ろにしているようではいけないと思い、坂田さんと、一緒に降る事にした。