No.302 (H.21.11.17)   よからぬ事を・・・・         


   この度の京都・滋賀の山旅 
   「愛宕山・比叡山」を、渋々承知したが、
   何処でテントを張れば良いか分からないし、
   日が暮れるのも早い事だし、
   安価な宿で良いから泊まりたいの条件
   を付けた。

   ネットで、二人で8,500円、駐車料1,500円の
   京都駅近くのホテルを見付け申し込んだ。

   山ノ神は、不満のようであった。
   テント泊との比較では雲泥の差。
   「ラブホテルでもいいんじゃない・・」
   とまで言いだした。

   しかし、私は必死に反論をした。
   「ある程度の時間になって、泊まるだけなら良い
   かもしれないが、日が暮れるのが早いから、
   宿泊料金に休憩料金が掛かるかもしれない。

   ましてや、何処にあるかもしれないし、地理不案内の所で、
   ウロウロするのはゴメンだ!」 と突っぱねた。

   「あそこは、すんなり寝る所ではない。」
   良からぬ事で、睡眠不足になったりしたら・・・・

   その難は逃れたのであるが、その代わりであろうか、
   街に駆り出されてしまった。
   「早く暖かい宿(ホテル)に戻って、キューと飲みたい。」 
   の要望は、なかなか聞き入れてもらえず、
   やっぱり何かを食べたり買ったりの証が必要のようであった。