No.32 (H.19.06.29)


   山道はイヤ。雪道はイヤ。もちろん狭い道もダメ。
   出来る事ならバックもイヤ。インターチェンジや、
   パーキングからの合流するのがイヤだから、
   高速の運転もダメなのである。

   過去に、サービスエリアから本線に入る時、一旦停止をする
   くらいであるから、何をか言わんであった。ジャンクション通過も、
   違った所へ行きそうになるからイヤだともいう。

   こんなのが結構続いたのであるが、私の体力の衰えから、
   遠出の機会が少なくなりつつある今日になって、否応ナシに、
   「山ノ神」のハンドルを握る機会が増えてきた。

   「疲れるからイヤ、眠くなるから・・」 などと言う事が増える
   にしたがって、「山ノ神」はハッスルし出したのである。

   もっとも、ここ2~3年は、「山ノ神」が登れない山
   (一緒出来ない山)の時は、独りで遠出をこなすのであるから、
   いやはや参っていたところである。

   先日も、長野県諏訪市に出掛けたのであるが、今まで通しで、
   ハンドルを握った事がなかった、上高地公園線・風穴の里から、
   飛騨市神岡まで、しかも安房峠経由で運転出来たのであるから
   驚きである。

   今までは、助手席で、眠たくても、眠れなかったのであるが、
   怖い時は止まる。後から速い車がやって来たら、追い越をされるなど
   の事を徹底するので、ウトウト出来るようになった。

   飲めないのなら・・ハンドルを握る。
   また、ハンドルを離すのなら飲ませろ!
   何だか、恐ろしい我が家になってきた。