No.384 (H.22.11.05)  たった一言に・・・                                                        



        「おはよう。」 と言ったのに返事がないと、「山ノ神」 が怒った。

        私の返事が届かなかったのか、あるいは、頷き加減で、
        声が小さかったのか分からないが、目を三角にしてまで、
        怒らなくてもいいではないかと思った。

        私が起きて、1時間ぐらい経って、
        「もうソロソロ起きてもいいのじゃない。」 と言っても、
        「山ノ神」の返事がないのはどうなるのだろうか・・・

        「寝ているから聞こえない。」 とか、「歳を取ると早く目が覚める。」
        で、はぐらかすに決まっている。

        山行時には、「褒めろ」 とか、「優しく」 とかをしきりに求められる。
        最近、それが顕著であるように思えてならない。

        「頑張っているな!」 「今日は速いな。」 などとばかり言ってられない。
        私のライフスタイルが保たれていても、ペースは確実に乱れている。