No.468 (H.24.08.26)   何が本当か分からない。


                           

      よく諍いをする二人。
      ちょっと、考えて見た。

      「山ノ神」 が、逝ってしまったら・・・
      動けぬようになってしまったら・・・

      惚けてしまったら・・・・
      などと考えれば、少々の事は、耐え忍ばなくてはと思ってしまう。

      それは、あちらとて考えている事。
      お互い「自分は大丈夫」 との仮定の考えである。

      私が、「倒れたら、しばらく放って置いてくれ。」 とか、
      「延命治療はいらない。」 と言えば、
      一筆認めておいてくれという念の入れよう。

      「私の寿命は62歳。太く短く生きたい。」
      と言っていたはずの「山ノ神」であるが、

      最近は、「あんたが逝ってしまったら、老後が不安」
      とまで言うようになった。

      これからは、新たに、化かし合いの人生が始まるような気がする。