No.476 (H.25.01.09)   まだまだ・・・・


                           

      山しか行かないから山へ着いて来る「山ノ神」
      決して、山が好きではないのであろう。

      運動が好きな人ではなく、テレビを見ていても、
      それを補うトレーニングをやる気もない。

      そして、あなた任せ。
      それはいいのであるが、泣き言がないのなら・・・



      昨日の大双嶺山がそうであった。
      ヤブで強ばった顔が、遂には泣きそうな顔になったのだから・・

      「何で、こんな所に連れて来た。」 と言わんばかりであった。
      こちらとて、「イヤければ来なければ良かったのに・・」である。

      でも、これだけ山に関わっておれば、山頂に立った時の達成感が、
      そして、来なければ分からない大自然の素晴らしさが、
      それとなく分かっているはずである。

      「山頂で飲む1本のビールが・・」 などと言っている内は、
      まだまだ、その域に達していない証拠のような気がする。